vol.0
真っ白なキャンバスのような本が、唯一無二のアートピースへと変化する
details
vol.1
様々な要素が微妙なバランスをとりながら、本は存在している
coming soon
vol.2
20年におよぶ作家の軌跡と、海への憧れを詰め込んだ大型水中写真集
書物は、古代文明の時代から言葉や芸術と密接な関係を持っていました。 中世で書物の装飾芸術は頂点を極め、その後の印刷技術の発展とともに さまざまな形態を経ながら現在に至ります。 書物は伝達の道具であると同時に、紙と印刷が織り成す芸術品でもあるのです。 hon ami は、テクノロジーが加速度的に進歩するこの時代に、 紙文化の面白さ、素晴らしさを伝えたいという想いのもと、 日本印刷株式会社が立ち上げた出版レーベルです。 江戸時代の総合芸術家・本阿弥光悦の名前を拝借し、 「本を編む」という言葉との掛け合せでhon ami と名付けました。 アーティストや優れた技術を持つ職人の方々と力を合わせて、 細部まで意匠を凝らした唯一無二の大型本をつくりあげます。 さまざまな形態と幅広いテーマでつくられるhon ami の大型アートブックを ぜひお楽しみください。
hon ami = 本阿弥光悦×本を編む あらゆるアートを本として表現したい、という想いのもと、書や漆工、陶芸など、幅広いジャンルで江戸時代初期に活躍した総合芸術家・本阿弥光悦の名前を拝借いたしました。 当時、京の豪商・角倉素庵が出版した「嵯峨本」は、印刷史上稀に見る豪華本といわれており、本阿弥光悦が制作にかかわったという説もあるようです。 その真偽のほどは定かではありませんが、伝統的な唐紙に雲母模様の用紙が装飾された斬新なデザイン、木活字という手間暇のかかる製版方法、そして美しい挿絵、という風に、一冊ごとに贅を尽くした仕上がりとなった嵯峨本。その精神を受け継ぐべく、hon amiでは一冊一冊手作りの、書物それ自体もアートとなるような作品を作り上げます。
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